Free Stone Productions Co,Ltd.

ばるぼら

狂気の果て。あれは、幻だったのだろうかー
手塚治虫が1970年代に「ビッグコミック」(小学館)に連載し、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、様々なタブーに挑戦した大人向け漫画「ばるぼら」。この、”映像化不可能”と言われていた原作の映画化がついにベールを脱ぐ。第32回東京国際映画祭・コンペティション部門の正式招待をはじめ世界各国の映画祭を巡り大きな反響を呼んでいる本作、日本・ドイツ・イギリスから唯一無二のスタッフ&キャストが集結してできた奇跡の映画として、あなたの胸に一生残るものとなるでしょう。

STORY

人気小説家美倉洋介は、新宿駅の片隅でホームレスのような酔払った少女ばるぼらに出会い、つい家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができなかった。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった。その一方、美倉はエロティックで異常な幻覚に悩まされる。次第に彼の周囲は現実離れしてゆく。ついに美倉はばるぼらとの結婚を決意するが、それは同時に破滅への入口だった。

■公開:2020年11月20日
■配給:イオンエンターテイメント
■監督・編集:手塚眞
■出演:稲垣吾郎、二階堂ふみ / 渋川清彦、石橋静河、美波、大谷亮介、片山萌美、ISSAY / 渡辺えり
■コピーライト:©️2019『ばるぼら』製作委員会