Free Stone Productions Co,Ltd.

乱反射

誰も、殺したことに気づいていなかった・・・。
『川の底からこんにちは』(10)にて鮮烈な商業映画デビューを果たし、『舟を編む』(13)で第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞。『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)では、第91回キネマ旬報ベスト・テンにて日本映画第一位に選ばれるなど、国内外でも常に注目され、天才と称される石井裕也監督のもとに最高のスタッフ&キャストが集結した。第63回日本推理作家協会賞を受賞した貫井徳郎氏の「乱反射」を原作に、メ〜テレ開局55周年記念作品として作られた本作は、第22回上海国際映画祭で公式上映され、海外でも劇場公開が決定している。テレビ版ではなく劇場用ディレクターズカット版として、放送から一周年を経て日本での劇場初公開を迎える。

STORY

幸せな家庭を築く新聞記者・加山聡(妻夫木聡)とその妻・光恵(井上真央)。
ある事故により最愛の息子・翔太を亡くしてしまう。事故の真相を追う聡が突き止めたのは、「誰にでも心当たりのある」小さな罪の連鎖だった―。
誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない。追い込まれた父親と母親は、幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、自分自身に向けていくことを余儀無くされる。

■公開:2019年9月21日(土)
■配給:フリーストーン
■監督:石井裕也
■出演:妻夫木聡、井上真央、萩原聖人、北村有起哉、光石研、三浦貴大、芹澤興人、相楽樹、筒井真理子、梅沢昌代、田山涼成、鶴見辰吾
■コピーライト:©メ〜テレ2018